日の入りが一番早い日・日の出が一番遅い日はいつ? 冬至とずれる理由(2026〜2027年の冬・都道府県別)
「冬至は昼が一番短い日だから、日の入りも一番早いはず」と思われがちですが、実際は違います。日の入りが一番早い日は冬至より前の 12 月上旬に、日の出が一番遅い日は冬至を過ぎた年明けにやってきます。2026年から2027年にかけての冬の値を、47 都道府県で計算しました。
2026年の冬至は2026年12月22日(火)。東京(新宿区)で日の入りが一番早いのは2026年12月6日(日)(16:28)、日の出が一番遅いのは2027年1月8日(金)(6:51)です。
東京の場合: 早い日の入りは 12 月上旬、遅い日の出は 1 月上旬
東京の日の入りが 16:28 になるのは11月29日から12月13日までで、秒まで計算すると一番早いのは12月6日です。冬至の日の日の入りは 16:32 で、一番早い日より 4 分遅くなっています。冬至の日には、もう日の入りは遅くなり始めているのです。
一方、日の出は冬至を過ぎても遅くなり続けます。冬至の日の日の出は 6:47 で、一番遅くなる1月8日にはさらに 4 分遅い 6:51 になります。日の出が 6:51 の日は12月31日から1月15日まで続きます。「冬至を過ぎたのに朝がなかなか明るくならない」と感じるのは、気のせいではありません。
ずれる理由: 均時差で南中の時刻が動く
日の出と日の入りのちょうど真ん中が、太陽が真南に来る南中の時刻です。南中の時刻は一年の中で前後に動いていて、この時計とのずれを均時差といいます。地球の公転の軌道が楕円であること(冬は太陽に近く速く動く)と、地軸が傾いていることの二つが原因です。
冬至のころは、南中の時刻が毎日少しずつ遅くなっていきます。東京の南中は12月1日が 11:30、冬至の12月22日が 11:39、1月10日が 11:48 で、この間は平均して 1 日に約 28 秒ずつ遅くなります。昼の長さは冬至の前後でほとんど変わらないので、南中が遅くなるぶん、日の出も日の入りも一緒に後ろへずれていきます。
その結果、日の入りは「昼が短くなる効果(早める)」と「南中が遅くなる効果(遅らせる)」がつり合う冬至前の日に一番早くなり、日の出は二つの効果がどちらも遅らせる方向に働いた末、冬至後の日に一番遅くなります。夏も同じ仕組みで、日の出が一番早い日は夏至の前、日の入りが一番遅い日は夏至の後です(日の出が一番早い日・日の入りが一番遅い日)。
都道府県で比べる
日の入りが一番早い時刻そのものは、東にあって北にある所ほど早くなります。この冬に一番早いのは北海道(札幌市 16:00)で、青森県(16:09)、岩手県(16:11)が続きます。日の出が一番遅い時刻は、西にあって北にある所ほど遅く、福岡県(福岡市 7:24)、長崎県(7:24)、佐賀県(7:23)の順です。
冬至からのずれの日数も場所で違います。日の入りが一番早い日が冬至に一番近いのは北海道(冬至の 12 日前)、一番離れているのは沖縄県(21 日前)です。日の出が一番遅い日は、冬至に一番近いのが北海道(13 日後)、一番離れているのが沖縄県(22 日後)です。北の地方ほど冬至のころの昼の長さの変化が大きいので、均時差の影響が相対的に小さくなり、冬至からのずれが小さくなります。
毎年同じ日?
東京で計算すると、2026〜2027年の冬は日の入りが一番早いのが12月6日、日の出が一番遅いのが1月8日、2027〜2028年の冬は日の入りが一番早いのが12月6日、日の出が一番遅いのが1月8日、2028〜2029年の冬は日の入りが一番早いのが12月6日、日の出が一番遅いのが1月7日です。年によって 1 日前後することはあっても、毎年ほぼ同じ時期になります。
冬至のころの昼の長さはほとんど変わらない
冬至をはさんだ数週間は、昼の長さがほとんど変わりません。東京の昼の長さは、12月1日が 9時間56分、冬至の日が 9時間45分、1月10日が 9時間54分 です。昼の長さが変わらないまま日の出と日の入りが一緒に後ろへずれていくので、12 月は夕方が明るくなり始めるのに朝はまだ暗くなっていく、という不思議な時期になります。
夕方の明るさは 12 月から戻り始める
「冬至までは日が短くなり続ける」と考えていると、12 月の中ごろに夕方が少しずつ明るくなっていくことに気づかないかもしれません。夕方の時間を基準に暮らしている人にとっては、日の入りが一番早い日が「冬の底」で、そこからは春に向かって少しずつ夕方が延びていきます。朝を基準にする人にとっての「冬の底」は年明けの日の出が一番遅い日です。冬至は、その二つのちょうど間にある昼の長さの底、と考えると分かりやすいでしょう。
東京では、日の入りが一番早い日から日の出が一番遅い日まで 33 日あります。この期間は朝も夕方も一年で一番暗い時期で、交通事故が起きやすい夕方の時間帯と通勤・通学の時間が重なるので、反射材やライトを使って周りから見えやすくする工夫が勧められています。
暮らしの中での使い方
夕方の暗さが一番早く来るのは 12 月の上旬です。帰宅時間の見守りや自転車のライト、夕方の散歩など、暗さへの備えは冬至よりも前に始めるのがよいでしょう。冬至を過ぎると日の入りは少しずつ遅くなり、1 月 31 日には東京の日の入りが 17:06 と、一番早い日より 38 分遅くなります。反対に朝は 1 月上旬が一番暗いので、早朝の通勤・通学やジョギングは、年明けしばらくのあいだ暗い時間帯が続くと考えておくと安心です。
初日の出の時刻が冬至の日の出より遅いのも同じ理由です。元日は日の出が一番遅い日の少し手前にあたります(初日の出 2027)。
47 都道府県の日の入りが一番早い日・日の出が一番遅い日(2026〜2027年の冬)
| 都道府県 | 一番早い日の入り | 一番遅い日の出 | 冬至の日の入り・日の出 | 冬至から |
|---|---|---|---|---|
| 北海道札幌市 | 16:0012月10日(木) | 7:062027年1月4日(月) | 16:03・7:03 | 12 日前・13 日後 |
| 青森県青森市 | 16:0912月9日(水) | 7:022027年1月5日(火) | 16:12・6:58 | 13 日前・14 日後 |
| 岩手県盛岡市 | 16:1112月8日(火) | 6:572027年1月6日(水) | 16:14・6:53 | 14 日前・15 日後 |
| 宮城県仙台市 | 16:1612月7日(月) | 6:542027年1月6日(水) | 16:20・6:50 | 15 日前・15 日後 |
| 秋田県秋田市 | 16:1512月8日(火) | 7:012027年1月6日(水) | 16:18・6:57 | 14 日前・15 日後 |
| 山形県山形市 | 16:1812月7日(月) | 6:562027年1月6日(水) | 16:22・6:52 | 15 日前・15 日後 |
| 福島県福島市 | 16:1912月7日(月) | 6:542027年1月7日(木) | 16:23・6:50 | 15 日前・16 日後 |
| 茨城県水戸市 | 16:2312月6日(日) | 6:502027年1月7日(木) | 16:27・6:46 | 16 日前・16 日後 |
| 栃木県宇都宮市 | 16:2512月7日(月) | 6:532027年1月7日(木) | 16:29・6:49 | 15 日前・16 日後 |
| 群馬県前橋市 | 16:2812月6日(日) | 6:562027年1月7日(木) | 16:32・6:52 | 16 日前・16 日後 |
| 埼玉県さいたま市 | 16:2712月6日(日) | 6:522027年1月8日(金) | 16:31・6:48 | 16 日前・17 日後 |
| 千葉県千葉市 | 16:2612月6日(日) | 6:502027年1月8日(金) | 16:30・6:45 | 16 日前・17 日後 |
| 東京都新宿区 | 16:2812月6日(日) | 6:512027年1月8日(金) | 16:32・6:47 | 16 日前・17 日後 |
| 神奈川県横浜市 | 16:2812月6日(日) | 6:512027年1月8日(金) | 16:33・6:47 | 16 日前・17 日後 |
| 新潟県新潟市 | 16:2412月7日(月) | 7:002027年1月6日(水) | 16:28・6:56 | 15 日前・15 日後 |
| 富山県富山市 | 16:3512月7日(月) | 7:042027年1月7日(木) | 16:39・7:00 | 15 日前・16 日後 |
| 石川県金沢市 | 16:3712月7日(月) | 7:062027年1月7日(木) | 16:41・7:02 | 15 日前・16 日後 |
| 福井県福井市 | 16:4112月6日(日) | 7:062027年1月7日(木) | 16:45・7:02 | 16 日前・16 日後 |
| 山梨県甲府市 | 16:3212月6日(日) | 6:562027年1月8日(金) | 16:36・6:52 | 16 日前・17 日後 |
| 長野県長野市 | 16:3112月7日(月) | 7:002027年1月7日(木) | 16:35・6:56 | 15 日前・16 日後 |
| 岐阜県岐阜市 | 16:4012月6日(日) | 7:032027年1月8日(金) | 16:44・6:58 | 16 日前・17 日後 |
| 静岡県静岡市 | 16:3512月6日(日) | 6:552027年1月8日(金) | 16:39・6:51 | 16 日前・17 日後 |
| 愛知県名古屋市 | 16:4012月6日(日) | 7:012027年1月8日(金) | 16:44・6:57 | 16 日前・17 日後 |
| 三重県津市 | 16:4312月6日(日) | 7:022027年1月8日(金) | 16:47・6:57 | 16 日前・17 日後 |
| 滋賀県大津市 | 16:4512月6日(日) | 7:052027年1月8日(金) | 16:49・7:01 | 16 日前・17 日後 |
| 京都府京都市 | 16:4512月6日(日) | 7:062027年1月8日(金) | 16:49・7:01 | 16 日前・17 日後 |
| 大阪府大阪市 | 16:4712月6日(日) | 7:062027年1月8日(金) | 16:51・7:01 | 16 日前・17 日後 |
| 兵庫県神戸市 | 16:4812月6日(日) | 7:072027年1月8日(金) | 16:52・7:03 | 16 日前・17 日後 |
| 奈良県奈良市 | 16:4612月6日(日) | 7:052027年1月8日(金) | 16:50・7:00 | 16 日前・17 日後 |
| 和歌山県和歌山市 | 16:4912月5日(土) | 7:062027年1月8日(金) | 16:54・7:01 | 17 日前・17 日後 |
| 鳥取県鳥取市 | 16:5012月6日(日) | 7:132027年1月8日(金) | 16:54・7:09 | 16 日前・17 日後 |
| 島根県松江市 | 16:5512月6日(日) | 7:182027年1月8日(金) | 16:59・7:13 | 16 日前・17 日後 |
| 岡山県岡山市 | 16:5312月6日(日) | 7:122027年1月8日(金) | 16:57・7:08 | 16 日前・17 日後 |
| 広島県広島市 | 17:0012月5日(土) | 7:172027年1月8日(金) | 17:04・7:13 | 17 日前・17 日後 |
| 山口県山口市 | 17:0412月5日(土) | 7:212027年1月8日(金) | 17:09・7:16 | 17 日前・17 日後 |
| 徳島県徳島市 | 16:5212月5日(土) | 7:082027年1月8日(金) | 16:56・7:04 | 17 日前・17 日後 |
| 香川県高松市 | 16:5412月5日(土) | 7:112027年1月8日(金) | 16:58・7:06 | 17 日前・17 日後 |
| 愛媛県松山市 | 17:0012月5日(土) | 7:152027年1月9日(土) | 17:04・7:10 | 17 日前・18 日後 |
| 高知県高知市 | 16:5712月5日(土) | 7:112027年1月9日(土) | 17:02・7:06 | 17 日前・18 日後 |
| 福岡県福岡市 | 17:1012月5日(土) | 7:242027年1月9日(土) | 17:14・7:19 | 17 日前・18 日後 |
| 佐賀県佐賀市 | 17:1112月5日(土) | 7:232027年1月9日(土) | 17:16・7:18 | 17 日前・18 日後 |
| 長崎県長崎市 | 17:1412月5日(土) | 7:242027年1月9日(土) | 17:19・7:19 | 17 日前・18 日後 |
| 熊本県熊本市 | 17:1112月5日(土) | 7:202027年1月9日(土) | 17:15・7:16 | 17 日前・18 日後 |
| 大分県大分市 | 17:0612月5日(土) | 7:182027年1月9日(土) | 17:10・7:13 | 17 日前・18 日後 |
| 宮崎県宮崎市 | 17:1012月4日(金) | 7:162027年1月10日(日) | 17:14・7:11 | 18 日前・19 日後 |
| 鹿児島県鹿児島市 | 17:1412月4日(金) | 7:182027年1月10日(日) | 17:19・7:13 | 18 日前・19 日後 |
| 沖縄県那覇市 | 17:3712月1日(火) | 7:182027年1月13日(水) | 17:42・7:13 | 21 日前・22 日後 |
日付は秒まで計算して一番早い(遅い)日。地点は都道府県庁の所在地(東京都は新宿区)で、標高 0 m の平らな地平線での時刻です。各市区町村のページで毎日の時刻を見られます。
よくある質問
日の出が一番遅い日と元日の日の出は何分違う?
東京では元日の日の出が 6:51、一番遅い1月8日が 6:51 です。
2026年、東京で日の入りが一番早いのはいつ?
12月6日で、日の入りは 16:28 です。冬至(12月22日)より 16 日前です。
2027年、東京で日の出が一番遅いのはいつ?
1月8日で、日の出は 6:51 です。冬至より 17 日後です。
冬至は日の入りが一番早い日ではないの?
違います。冬至は昼が一番短い日ですが、太陽が真南に来る時刻が冬至のころ毎日遅くなっていくため、日の入りが一番早い日は冬至より前、日の出が一番遅い日は冬至より後になります。東京ではそれぞれ冬至の 16 日前と 17 日後です。
冬至を過ぎると日の入りは遅くなる?
はい。東京では冬至の日の日の入りがすでに一番早い日より 4 分遅く、その後も少しずつ遅くなります。ただし日の出は年明けまで遅くなり続けます。
出典・参考にした資料
本文の数字は、このサイトの計算値をプログラムで差し込んだものです(更新日 2026-10-15)。数字の作り方と照合の手順は編集方針にまとめています。