日の出・日の入り時刻の一年の変化(2027年・札幌・東京・那覇のグラフと月ごとの表)
日の出と日の入りの時刻は、一年をかけて大きな波を描きます。2027年の毎日の値を、北の札幌、関東の東京(新宿区)、南の那覇の 3 都市でグラフにしました。北と南で波の大きさが違うこと、日の出と日の入りの波が少しずれていることが一目で分かります。
2027年の東京の日の出は 4:25(6月14日)から 6:51(1月8日)まで、日の入りは 16:28(12月6日)から 19:01(6月30日)まで変わります。日の出の幅は 146 分、日の入りの幅は 153 分です。
実線が日の出、点線が日の入り。横軸は月、縦軸は時刻(日本標準時)。
グラフの読み方
実線が日の出、点線が日の入りです。二本の線のあいだの幅が昼の長さにあたり、夏に広く冬に狭くなります。札幌(青)の線は夏に上下へ大きく開き、冬には狭くなります。那覇(緑)の線は一年を通して幅の変化が小さく、全体が下(遅い時刻)にずれています。那覇は西にあるので、日の出も日の入りも一年中、東京より遅くなります。
北ほど波が大きい
一年のあいだの日の出の時刻の幅は、札幌で 191 分、東京で 146 分、那覇で 102 分です。日の入りの幅は、札幌で 198 分、東京で 153 分、那覇で 109 分です。北にある所ほど夏と冬の昼の長さの差が大きいので、日の出と日の入りの波も大きくなります。札幌の人が東京に比べて「夏は朝が早く、冬は夕方が早い」と感じるのはこのためです。
日の出と日の入りの波はずれている
グラフをよく見ると、日の出の線の一番低い所(一番早い日の出)と、日の入りの線の一番高い所(一番遅い日の入り)は、同じ日ではありません。東京では一番早い日の出が6月14日、一番遅い日の入りが6月30日で、夏至をはさんで前後にずれています。冬も、一番早い日の入りは12月6日、一番遅い日の出は1月8日です。これは太陽が真南に来る時刻(南中)が、均時差によって一年の中で前後に動いているためです(夏・冬の詳しい説明)。
変化が一番速いのは春と秋
日の出・日の入りの時刻が日ごとに大きく動くのは、春分と秋分のころです。2027年の東京で、日の出が一日で一番大きく動くのは3月25日ごろの 1.4 分、日の入りが一番大きく動くのは9月21日ごろの 1.5 分です。反対に夏至と冬至のころは、何日も同じ時刻が続きます。
月ごとに見ると、東京で日の入りの時刻が一番大きく変わるのは9月で、月初めから月末までに 42 分早くなります。1月は日の出が8分早く・日の入りが28分遅く、2月は日の出が28分早く・日の入りが26分遅く、3月は日の出が42分早く・日の入りが26分遅く、4月は日の出が37分早く・日の入りが24分遅く、5月は日の出が23分早く・日の入りが23分遅く、6月は日の出が1分遅く・日の入りが10分遅くなります。「最近日が延びた」「急に暗くなるのが早くなった」と感じる時期は、このグラフの傾きが急な所にあたります。
日の出と日の入りの真ん中(南中)も動いている
グラフの日の出の線と日の入りの線のちょうど真ん中が、太陽が真南に来る南中の時刻です。もし南中が毎日同じ時刻なら、日の出と日の入りの線は上下対称の形になるはずです。実際には、東京の2027年の南中は早い日で 11:25、遅い日で 11:55 と、一年の中で 31 分ほど動いています。この動き(均時差)があるので、日の出の線と日の入りの線は少しゆがんだ形になり、一番早い日の出と一番遅い日の入りが別の日になります。
2 週間でどれだけ変わる?
東京で日の入りの時刻が 2 週間で一番大きく遅くなるのは1月24日からの 2 週間で 15 分、一番大きく早くなるのは9月13日からの 2 週間で 21 分です。秋の夕方が「つるべ落とし」と言われるように急に暗くなるのは、日の入りが早くなる速さが一番大きい時期にあたるからです。春は同じくらいの速さで日の入りが遅くなっていきますが、寒さが残るので、明るくなる変化のほうに気づきやすいかもしれません。
夏時間(サマータイム)があったら
夏のあいだ時計を 1 時間進める夏時間(サマータイム)を使う国では、日の出・日の入りの時刻がそのまま 1 時間遅く表示されます。日本でも戦後の一時期、夏時間が使われたことがありますが、今は使われていません。このグラフは一年を通して日本標準時で描いているので、季節による変化は太陽の動きだけによるものです。
自分の町のグラフを思い描くには
このページのグラフは 3 都市の例ですが、住んでいる場所の日の出・日の入りの変化も、だいたいの形は同じです。北にある町ほど札幌の線に、南にある町ほど那覇の線に近い形になり、東にある町ほど線全体が上(早い時刻)へ、西にある町ほど下(遅い時刻)へずれます。毎日の正確な値は、市区町村のページの表で確かめられます。
グラフの縦軸は時刻、横軸は日付です。線が下に向かう時期は時刻が遅くなっていく時期、上に向かう時期は早くなっていく時期を表します。日の出の線と日の入りの線が平行に近い時期は、昼の長さがあまり変わらない時期です。
暮らしの中での使い方
朝や夕方の明るさは、通勤・通学の安全、屋外の仕事や部活動の時間、植物の育ち方などに関わります。グラフの傾きが急な春と秋は、東京でも 2 週間で日の入りが 21 分ほど動くので、夕方の予定は早めに見直すのがおすすめです。自分の住む市区町村の毎日の値は、都道府県から市区町村のページを開くと、今月から 15 か月分の表で見られます。
札幌・東京・那覇の日の出・日の入り(2027年・毎月 1 日)
| 日 | 札幌(日の出・日の入り) | 東京(日の出・日の入り) | 那覇(日の出・日の入り) |
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 7:06・16:09 | 6:51・16:38 | 7:17・17:48 |
| 2月1日 | 6:51・16:46 | 6:42・17:08 | 7:14・18:12 |
| 3月1日 | 6:12・17:22 | 6:13・17:35 | 6:54・18:30 |
| 4月1日 | 5:19・18:00 | 5:29・18:02 | 6:22・18:46 |
| 5月1日 | 4:30・18:34 | 4:50・18:27 | 5:53・19:01 |
| 6月1日 | 3:59・19:06 | 4:27・18:51 | 5:37・19:17 |
| 7月1日 | 3:58・19:18 | 4:29・19:01 | 5:40・19:26 |
| 8月1日 | 4:24・18:57 | 4:48・18:46 | 5:54・19:17 |
| 9月1日 | 4:58・18:11 | 5:12・18:10 | 6:09・18:50 |
| 10月1日 | 5:31・17:18 | 5:35・17:27 | 6:21・18:17 |
| 11月1日 | 6:08・16:28 | 6:02・16:47 | 6:37・17:48 |
| 12月1日 | 6:45・16:01 | 6:31・16:28 | 6:59・17:37 |
地点は道庁・都庁(新宿区)・那覇市役所の位置。標高 0 m の平らな地平線での時刻です。グラフは毎日の値を線で結んだものです。
よくある質問
日の出の時刻は一年で何分変わる?
2027年の東京では、一番早い日(4:25)と一番遅い日(6:51)で 146 分違います。札幌では 191 分、那覇では 102 分です。
秋に日の入りが急に早くなるのはいつ?
東京で日の入りが 2 週間で一番大きく早くなるのは9月13日からの 2 週間で、21 分早くなります(2027年)。
2027年、東京で日の出が一番早いのはいつ?
6月14日で 4:25 です。一番遅いのは1月8日の 6:51 です。
2027年、東京で日の入りが一番遅いのはいつ?
6月30日で 19:01 です。一番早いのは12月6日の 16:28 です。
日の出の時刻の変化が一番速いのはいつ?
春分と秋分のころです。2027年の東京では3月25日ごろに一日で 1.4 分動きます。
北と南で日の出の変化はどう違う?
北ほど一年の変化の幅が大きくなります。2027年の日の出の幅は札幌で 191 分、那覇で 102 分です。
出典・参考にした資料
本文の数字は、このサイトの計算値をプログラムで差し込んだものです(更新日 2026-10-15)。数字の作り方と照合の手順は編集方針にまとめています。