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スーパームーン 2026はいつ?

2026年で地球に最も近い満月は 2026年12月24日(木)(満月の時刻 10:28)です。このときの地球の中心から月の中心までの距離は約 35.7 万 km、見かけの直径は 33′29″ で、一番遠い5月31日(日)の満月より直径が約 14% 大きく見えます。

「スーパームーン」は地球に近いところで起きる満月の俗な呼び名です。国立天文台は正式な天文用語としては使わず、「2026年で地球に最も近い満月」として毎年紹介しています。日付は国立天文台の発表(国立天文台「ほしぞら情報」 12月)と、このサイトの計算で一致しています。

2026年12月24日(木)の月はいつ見える?

満月の瞬間は日本中で同じ 10:28 です。東京(新宿区)では16:34に東北東から月が昇り、翌0:18に真南で高さ 80° に達します。冬の満月は空の高いところを通るので、一晩中見やすい月です。この満月の近地点(その月で月が地球に最も近づく瞬間)は 12月24日(木) 17:28 ごろで、満月と近地点が近いほど満月の距離は小さくなります。

2026年の満月の距離と見かけの大きさ

満月の日時刻地心距離(千km)見かけの直径最も遠い満月との差
2026年1月3日(土)19:03362.332′58″+12.1%
2026年2月2日(月)7:09371.432′10″+9.4%
2026年3月3日(火)20:38382.631′13″+6.1%
2026年4月2日(木)11:12393.630′21″+3.2%
2026年5月2日(土)2:23402.029′43″+1.0%
2026年5月31日(日)17:45406.129′25″+0.0%
2026年6月30日(火)8:57405.329′29″+0.2%
2026年7月29日(水)23:36399.629′54″+1.6%
2026年8月28日(金)13:18390.430′36″+4.0%
2026年9月27日(日)1:49379.431′29″+7.0%
2026年10月26日(月)13:12368.932′23″+10.1%
2026年11月24日(火)23:53360.833′07″+12.6%
2026年12月24日(木)10:28356.733′29″+13.8%

地心距離は地球の中心から月の中心までの距離、見かけの直径は地球の中心から見た月の直径の角度(1′=1/60°)。いずれも満月の瞬間の値で、天体暦(ephem)で計算しました。見かけの直径は月の平均半径 1,737.4 km から求めています。国立天文台が示す2026年の最も近い満月・最も遠い満月の距離と見かけの直径とは、千 km・1″ の単位で一致しています。

「スーパームーン」という呼び名

スーパームーンという言葉は、もともと天文学ではなく占星術の分野で使われ始めたとされ、どのくらい近ければスーパームーンと呼ぶかの決まった定義はありません。そのため、ある年に「スーパームーン」と紹介される満月が、別の解説では違う日になっていることもあります。このページでは国立天文台にならい、その年で地球に最も近い満月を取り上げています。

なぜ満月の大きさが変わるのか

月は地球のまわりを、少しつぶれた楕円の軌道でまわっています。地球に一番近づく点を近地点、一番離れる点を遠地点と言い、2026年の近地点と遠地点の距離の差は、1 回の公転の中で約 3.4 万〜5.0 万 km でした。さらに、太陽の重力の影響で軌道の形そのものも少しずつ変わるため、近地点や遠地点の距離も毎回同じではありません。

満月になるのは月が太陽の反対側に来たときで、そのとき月が軌道のどこにいるかは毎回違います。近地点の近くで満月になれば大きな満月、遠地点の近くで満月になれば小さな満月になります。2026年の満月 13 回の距離は、上の表のように約 35.7 万 km から約 40.6 万 km まで変わりました。

どのくらい大きく見えるのか

一番近い満月と一番遠い満月を比べると、見かけの直径は約 14%、面積にすると約 30% の違いがあります。数字だけを見るとかなりの差ですが、空に二つの月を並べて比べることはできないので、肉眼で「今日は大きい」と気づくのは難しいのが実際です。写真を同じ望遠レンズで撮り比べると、違いがはっきり分かります。

昇ったばかりの月や沈む前の月が大きく見えるのは、距離のせいではなく、目の錯覚(月の錯視)だと考えられています。地平線近くの月は、むしろ頭の上にあるときより地球の半径(約 6,400 km)の分だけ遠くにあります。それでも大きく見えるのは、建物や山と比べてしまうためと言われます。

2026年の満月の距離の移り変わり

2026年の満月のうち、地心距離が 36 万 km を切ったのは12月24日の 1 回、40 万 km を超えたのは5月2日・5月31日・6月30日の 3 回です。一番近い満月(12月)と一番遠い満月(5月)は、およそ半年離れています。近地点と満月が重なる時期がめぐってくると、その前後の数か月は満月が地球に近い状態が続き、半年ほどたつと今度は遠地点と満月が重なる時期になります。

月までの平均の距離は約 38 万 4,400 km です。2026年で一番近い満月はそれより約 2.8 万 km 近く、一番遠い満月は約 2.2 万 km 遠いところで起きました。

近地点と遠地点の距離も毎月違う

月が地球に一番近づく近地点の距離も、毎月同じではありません。2026年の近地点は 14 回あり、距離は約 35.67 万 km から約 37.01 万 km まで変わりました。遠地点は 13 回で、約 40.42 万 km から約 40.64 万 km です(いずれも地心距離・1 時間ごとの計算から求めた値)。近地点がとくに近くなるのは、近地点と満月や新月が重なり、太陽の引力の影響で軌道が引き伸ばされる時期です。

月の距離と日食の関係

月の距離の変化は、日食の見え方も左右します。月が地球に近いときに日食が起こると、月の見かけの大きさが太陽より大きくなるので、太陽がすっぽり隠れる皆既日食になります。反対に月が遠いときは、月が太陽を隠しきれず、まわりに太陽の光がリング状に残る金環日食になります。満月のときの月食には、距離による大きな違いはありませんが、月が遠いと地球の影の中を通る速さが遅くなるので、皆既の時間が長くなる傾向があります。

地球に近い満月の見方・撮り方

特別な道具はいりません。月が昇ってくる時間に東の空が開けた場所へ出れば、地平線近くの大きく赤みがかった月を見られます。月の出の時刻は場所によって違うので、都道府県別の月の出・月の入りで確かめてから出かけると確実です。

写真に撮るなら、スマートフォンでも望遠側に切り替え、明るさを下げると、白く飛ばずに模様まで写ります。月は明るいので、シャッター速度を速くでき、三脚がなくても撮れることが多い被写体です。建物や山と一緒に撮ると大きさが伝わりますが、地平線近くの月は大気の揺らぎでぼやけやすいので、輪郭をくっきり撮りたいときは高く昇ってからがおすすめです。一年で一番遠い満月の日に同じ設定で撮っておくと、大きさの違いを写真で比べられます。

スーパームーンと潮の満ち引き

海の潮の満ち引きは、主に月と太陽の引力で起きます。満月や新月のころは月と太陽が一直線に並ぶので、干満の差が大きい「大潮」になります。月が地球に近いと引力の影響も強まるため、地球に近い満月のころは、ふだんの大潮より干満の差がやや大きくなる傾向があります。海辺での潮干狩りや釣りでは、潮位の予報を気象庁や海上保安庁の情報で確かめてください。

翌年の地球に最も近い満月

2027年で地球に最も近い満月は、国立天文台によると2027年1月22日(金)です(出典)。2026年の12月24日から29日あとです。地球に最も近い満月の時期は、近地点の向きがゆっくり回っていくため、年ごとに少しずつ遅い時期へずれていきます。

関連: 満月カレンダー 2026・都道府県別の月の出・月の入り・日食・月食はいつ?

よくある質問

2026年のスーパームーンはいつですか?

2026年で地球に最も近い満月は2026年12月24日(木)で、満月の時刻は10:28です(国立天文台の発表と同じ日)。

スーパームーンは普通の満月と比べてどのくらい大きいですか?

2026年の場合、最も遠い満月(2026年5月31日(日))と比べて見かけの直径が約14%、面積が約30%大きくなります。ただし肉眼で違いに気づくのは難しい程度です。

スーパームーンは天文学の用語ですか?

いいえ。正式な天文用語ではなく、国立天文台は「地球に最も近い満月」と紹介しています。どこから「スーパー」と呼ぶかの決まった定義もありません。

スーパームーンはどの方角に見えますか?

満月は日の入りのころに東の空から昇り、真夜中ごろに南の空で一番高くなり、明け方に西へ沈みます。2026年12月24日(木)の東京の月の出は16:34です。

2026年のスーパームーンの距離は?

満月の瞬間の地球の中心から月の中心までの距離は約35.7万kmです。最も遠い満月は約40.6万kmでした。

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