1. トップ
  2. 暦
  3. 十三夜 2027

十三夜 2027はいつ? 月の出の時刻と方角

2027年の十三夜(旧暦9月13日)は 2027年10月12日(火) です。東京(新宿区)の月の出は 15:20(東)、月が真南に来る南中は 21:13(高さ 50°)、正午の月齢は 12.0 です。

十三夜は、十五夜(中秋の名月)からおよそ 1 か月後にめぐってくる秋の月見の日です。日付は毎年変わり、旧暦(太陰太陽暦)の 9 月 13 日にあたる日になります。2027年は十五夜が9月15日(水)、十三夜が10月12日(火)、十日夜が11月7日(日)です。

2027年の三つの月見の日(十五夜・十三夜・十日夜)

月見旧暦日付東京の月の出正午の月齢
十五夜(中秋の名月)旧暦8月15日2027年9月15日(水)17:1714.4
十三夜(後の月)旧暦9月13日2027年10月12日(火)15:2012.0
十日夜(とおかんや)旧暦10月10日2027年11月7日(日)12:568.6

月の出は東京(新宿区・都庁)の時刻。月の出入りは月の中心が地平線に一致する時刻で、国立天文台の「各地のこよみ」と同じ定義です。国立天文台「ほしぞら情報」でも、2027年の中秋の名月は2027年9月15日(水)とされています(出典)。

十三夜の夜、月はいつどこに見える?

10月12日(火)の東京では、太陽が17:11に沈む少し前、15:20に東(方位 97°)から月が昇ります。空が暗くなるころには東の空の低いところにあり、夜が更けるにつれて南へ移って、21:13に真南で一番高くなります。そのときの高さは 50° で、見上げるのに首が疲れない、ちょうどよい高さです。お月見は、空が暗くなる 19 時ごろから南中のころまでが見やすい時間帯です。

月の出の時刻は場所によって違います。47 都道府県庁所在地で比べると、一番早いのは岩手県(盛岡市)の 15:16、一番遅いのは沖縄県(那覇市)の 16:04 で、48 分の差があります。月も太陽と同じように東から昇るので、東にある地方ほど早く昇り、西にある地方ほど遅くなります。

十三夜の月は満月ではありません。次の満月は10月15日(金) 22:47で、十三夜の月はそれより3日ほど手前の、左側(東側)が少し欠けた月です。月齢は新月からの日数を表す目安で、満月の月齢はおよそ 14〜15 です。十三夜の月は「満月の少し手前」の、ふくらみかけの月を愛でるものだと言えます。

都道府県別 十三夜の月の出・南中の時刻(2027年10月12日(火))

都道府県(地点)月の出方角南中高さ正午の月齢
北海道札幌市15:18東 97°21:0642°12.0
青森県青森市15:19東 97°21:0945°12.0
岩手県盛岡市15:16東 97°21:0746°12.0
宮城県仙台市15:17東 97°21:0847°12.0
秋田県秋田市15:21東 97°21:1146°12.0
山形県山形市15:19東 97°21:1047°12.0
福島県福島市15:18東 97°21:1048°12.0
茨城県水戸市15:17東 97°21:1049°12.0
栃木県宇都宮市15:20東 97°21:1249°12.0
群馬県前橋市15:23東 97°21:1649°12.0
埼玉県さいたま市15:20東 97°21:1350°12.0
千葉県千葉市15:18東 97°21:1150°12.0
東京都新宿区15:20東 97°21:1350°12.0
神奈川県横浜市15:20東 97°21:1350°12.0
新潟県新潟市15:24東 97°21:1648°12.0
富山県富山市15:31東 97°21:2349°12.0
石川県金沢市15:33東 97°21:2649°12.0
福井県福井市15:34東 97°21:2750°12.0
山梨県甲府市15:24東 97°21:1850°12.0
長野県長野市15:27東 97°21:1949°12.0
岐阜県岐阜市15:32東 96°21:2550°12.0
静岡県静岡市15:25東 96°21:1851°12.0
愛知県名古屋市15:31東 96°21:2551°12.0
三重県津市15:32東 96°21:2651°12.0
滋賀県大津市15:35東 96°21:2951°12.0
京都府京都市15:35東 96°21:2951°12.0
大阪府大阪市15:36東 96°21:3051°12.0
兵庫県神戸市15:38東 96°21:3251°12.0
奈良県奈良市15:35東 96°21:2951°12.0
和歌山県和歌山市15:37東 96°21:3252°12.0
鳥取県鳥取市15:42東 96°21:3650°12.0
島根県松江市15:47東 96°21:4050°12.0
岡山県岡山市15:43東 96°21:3751°12.0
広島県広島市15:49東 96°21:4351°12.0
山口県山口市15:52東 96°21:4752°12.0
徳島県徳島市15:40東 96°21:3452°12.0
香川県高松市15:42東 96°21:3651°12.0
愛媛県松山市15:47東 96°21:4252°12.0
高知県高知市15:44東 96°21:3852°12.0
福岡県福岡市15:57東 96°21:5152°12.0
佐賀県佐賀市15:57東 96°21:5253°12.0
長崎県長崎市15:58東 96°21:5353°12.0
熊本県熊本市15:55東 96°21:5053°12.0
大分県大分市15:51東 96°21:4653°12.0
宮崎県宮崎市15:51東 96°21:4754°12.0
鹿児島県鹿児島市15:55東 96°21:5154°12.0
沖縄県那覇市16:04東 96°22:0360°12.0

地点は都道府県庁所在地。方位は北を 0° として東回り(真東が 90°)。南中は月が真南に来る時刻、高さはそのときの地平線からの角度です。都道府県名から、その都道府県の毎日の月の出・月の入りの表へ進めます。

十三夜とは

十三夜は「後(のち)の月」とも呼ばれ、十五夜の次に美しい月とされてきました。十五夜の月見が中国から伝わった行事であるのに対し、十三夜の月見は日本で生まれた風習だと言われます。十五夜を「芋名月」と呼ぶのに対し、十三夜はちょうど収穫期を迎える栗や大豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。

昔から「十五夜と十三夜のどちらか一方だけ月見をするのは縁起が悪い」として、両方の月を見ることがよいとされてきました。片方だけ見ることを「片見月(かたみづき)」と言い、同じ場所で両方の月を見るとよいとする地方もあります。2027年は十五夜から十三夜まで 27 日あります。

旧暦の 9 月は、いまの暦ではおおむね 10 月ごろにあたります。十五夜のころは秋雨や台風で天気がぐずつきやすいのに対し、十三夜のころは秋晴れの日が多くなると言われ、「十三夜に曇りなし」という言葉もあります。

十三夜の日付の決まり方と、毎年の変わり方

十三夜の日付は、旧暦の 9 月 13 日です。旧暦の月は新月(朔)の日を 1 日として数えるので、13 日は新月からおよそ 12 日たった日にあたります。旧暦の 1 か月は約 29.5 日で、1 年(12 か月)は約 354 日と、いまの暦より 11 日ほど短くなります。このため十三夜の日付は年ごとに前後し、ずれがたまると閏月を入れて季節に合わせます。十三夜がいまの暦の 10 月に来る年が多いのはこのためです。

このサイトの旧暦は、朔(新月)と中気の時刻を日本標準時で計算し(国立天文台の暦要項と照合済み)、江戸時代の天保暦と同じ決まりで閏月を置いて計算しています。月の出の時刻は国立天文台の「各地のこよみ」と照合し、差が 1 分以内であることを確かめた計算値です(計算の方法と照合)。

十日夜(とおかんや)

十日夜は旧暦 10 月 10 日の行事で、2027年は11月7日(日)です。月見というより、稲の刈り入れを終えたことを祝い、田の神様が山へ帰るのを送る収穫祭として、東日本を中心に行われてきました。子どもたちがわらを束ねた「わら鉄砲」で地面をたたいて回り、土の神様を励ましたり、作物を荒らすもぐらを追い払ったりする風習が知られています。西日本の「亥の子(いのこ)」と似た行事です。この日の東京の月の出は12:56、正午の月齢は8.6で、上弦を過ぎた半月より少し太い月が夕方の空に見えます。

十五夜・十三夜・十日夜の三つの夜がすべて晴れると縁起がよい、とする地方もあります。三つの月見の日は旧暦で決まるので、毎年いまの暦の日付が変わります。来年以降の日付は、旧暦を照合した年から順に、このページの年違いで載せていきます。

2027年の十五夜と十三夜の月を比べると

2027年の十五夜(9月15日(水))の東京の月の出は 17:17、正午の月齢は 14.4 でした。十三夜(10月12日(火))は月の出が 15:20、正午の月齢は 12.0 です。十五夜の月はほぼ満月で、日の入りのころに東の地平線から昇ってくるのに対し、十三夜の月は日の入り前の明るい空に昇り、日が沈んだときにはすでに東の空のやや高いところにあります。暗くなってすぐに見やすい高さにあるのは、十三夜の月のよいところです。

十三夜のお供え

十三夜のお供えは、十五夜と同じように月見団子とすすきが基本です。団子の数は十五夜の 15 個に対して十三夜は 13 個とする地方があり、ほかに 12 個(閏年は 13 個)とする地方もあって、決まった形はありません。旬を迎える栗や枝豆(大豆)を供えるのが十三夜らしさで、「栗名月」「豆名月」の名前もここから来ています。すすきは稲穂に見立てたもので、魔除けになるとして、お供えのあと軒先に飾る地方もあります。

文学の中の十三夜

十三夜の名は、明治の作家 樋口一葉が明治 28 年(1895 年)に発表した短編小説『十三夜』でも知られています。十三夜の晩、つらい結婚生活から実家へ戻った女性が、親の説得で婚家へ帰る道すがら、幼なじみと再会する物語です。十三夜の月は、満ちきらない月の姿が、思うようにならない人の心に重ねられてきました。

十三夜の月をきれいに見るこつ

月は明るいので、街なかでも十分に楽しめます。昇ったばかりの月は地平線近くにあるため、建物や山に隠れやすく、空気の層を長く通るので赤みを帯びて見えます。東の空が開けた場所を選ぶと、昇ってくる様子を見られます。写真に撮るときは、月だけを撮ると小さく写りがちなので、建物や木を一緒に入れると大きさが伝わります。

双眼鏡があれば、欠け際(光と影の境目)に並ぶクレーターがよく見えます。十三夜の月は満月と違って欠け際があるため、表面の凹凸が影になってくっきり浮かび、満月よりも見ごたえがあると言われるほどです。

関連: 都道府県別の月の出・月の入りと月齢・十五夜(中秋の名月)・満月カレンダー 2027・旧暦と六曜のカレンダー

よくある質問

2027年の十三夜はいつですか?

2027年の十三夜(旧暦9月13日)は2027年10月12日(火)です。東京の月の出は15:20、南中は21:13です。

十三夜の月は満月ですか?

満月ではありません。2027年の十三夜の正午の月齢は12.0で、満月の少し手前の、ふくらみかけた月です。次の満月は2027年10月15日(金)です。

十三夜は何をする日ですか?

十五夜の次に美しいとされる月を眺める日です。栗や枝豆(大豆)を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。十五夜と十三夜の片方だけ月見をする「片見月」は縁起が悪いとする言い伝えがあります。

2027年の十五夜と十日夜はいつですか?

十五夜(旧暦8月15日)は2027年9月15日(水)、十日夜(旧暦10月10日)は2027年11月7日(日)です。

十三夜の月はどの方角から昇りますか?

東京では東(方位97°)から昇り、21:13に真南で一番高くなります。

暦の特集の一覧 読み物の一覧